関東サポーターのふぇいさんから、 「軍トリ」のご感想をいただいています! ==================== 軍トリ#59 「インパール作戦はなぜ阻止できなかったのか? ~『組織の不条理』から学ぶ〈2〉」 拝見しました。 何でもかんでもインパール作戦に例えるアホはさておき、 エージェンシー理論からの 逆淘汰現象 興味深かったです。 モラルハザードを「合理的に」阻止しようとすると 人が逃げていく 実際国家公務員試験の受験者少なくなってるようですね。 2019年度は試験申込者が30,000人を初めて割ったとのこと。 優秀な方の公務員離れが進んでるのでしょう。 笹先生が軍トリで話されてたことと、 小林先生がずっと描かれてる「内閣人事局」制度の問題点。 宇野常寛氏がゴー宣道場に来てくださった時に、 「この議論について来れる方は、 海外に行ってしまうのでは」と話されてたのが思い出されました。 そして逆淘汰現象が起きて インパール作戦反対派が淘汰されてしまったが故に起きた悲劇 笹先生おっしゃるように 牟田口を責めるのは簡単ですが、 牟田口がいなきゃ変わってるのか。 なぜ止められなかったのか。 ここ数ヶ月 政策が世に出てはすぐひっくり返る オリンピックの方針が世に出てはすぐひっくり返る というのを見ていて、 現在進行形で、昔のこととは思えません。 改めて沈黙は罪だと感じ、 全体主義の作られ方は恐ろしいと感じました。 ==================== ふぇいさん、いつもご覧くださり ありがとうございます! 逆淘汰現象、言葉だけ聞くと「なんのこっちゃ」ですが、 結構身の回りで頻繁に起きていますよね。 仕事が大変なのにきちんと評価されなかったら 優秀な人はその組織から去っていくだろうし、 上司が現場を理解しようとしなかったら、 どんなにやる気がある人も惰性で仕事をするようになり、 ますます組織は風通しが悪くなっていく・・・。 組織あるある、です。 また、社内規定や業界のルール、あるいは国の法律が 対策として一見正しく機能しているように見えても、 限定合理的な人間のやること、 どこかで逆淘汰現象が起きかねない。 良いほうに転ぶのも、悪いほうに転ぶのも、 結局「人」なのだなあと思う今日この頃です。 軍トリをまだご覧になっていない方、 この連休、ぜひお楽しみください。 軍事トリビア#59 インパール作戦はなぜ阻止できなかったのか? ~『組織の不条理』から学ぶ〈2〉